輸送力確保の見通し、船便は引き続き休止
日本郵便は5月19日、ウクライナ宛ての国際郵便物に関し、航空便とEMS(国際スピード郵便)の引き受けを5月20日に再開すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大による国際物流の混乱とロシアのウクライナ侵攻で、2月から停止していた。ウクライナ周辺への輸送力を確保できる見通しとなったため、再開に踏み切る。ただ、再開直後は郵便物が集中して配送に遅れが生じる可能性があるとみている。
船便に関しては引き続き、引き受けを停止している。
同社は併せて、ベルギーとモンゴルの両国宛ての郵便物についても、5月20日から航空便とEMSの引き受けを再開する。
(藤原秀行)