トータル17.7万㎡に到達
大和ハウスグループの大和物流は6月1日、愛知県一宮市で新たな物流拠点「一宮物流センター」が竣工、6月1日に稼働を開始したと発表した。
地上3階建て、延床面積は1万7437平方メートル。同県内では12拠点目となる。
一宮物流センター(以下、いずれも大和物流提供)
同社は愛知県を中心に中部エリアの物流基盤強化を図っており、今後のさらなる物流需要の増加に対応していくため、新拠点を整備した。愛知県内の12拠点合計で総延床面積は17万6582平方メートルに達した。
新センターは交通利便性の良さと充実した施設仕様を活かし、中部エリアに拠点を置くメーカーや流通業者向けの3PL拠点として運営する方針。
名古屋高速16号一宮線の西春ICから約1.5キロメートル、名古屋第二環状自動車道の清洲東ICから約4キロメートルに位置し、名古屋市内へも30分圏内と、配送拠点として最適な立地。一宮ICから約2.4キロメートルと名神高速道路へのアクセスにも優れ、中部エリアだけでなく東西広域への交通利便性も高い物流適地。
低床式ホームで、建材や機械などの重量物の取り扱いにも対応可能な1平方メートル当たり床荷重2.0トンの仕様を採用。3層の倉庫内ではトラックバース直結の貨物用エレベーターと垂直搬送機を活用し、効率的な荷役業務を行えるようにしている。
施設概要
名称:大和物流株式会社「一宮物流センター」
所在地:愛知県一宮市丹陽町五日市場字天上7番地
敷地面積:11,272.62㎡(約3,409.97坪)
延床面積:17,437.13㎡(約5,274.73坪)
構造・規模:鉄骨造 地上3階建て 低床式
床荷重:各階2.0t/㎡
搬送設備:貨物用エレベーター2基(3.6t:1基、4.5t:1基)、垂直搬送機2基(1.5t)
環境対応:全館 LED 照明導入
ソーラーパネル敷設 ※2023年8月頃発電開始予定(年間予定発電量:約69万 kWh)
アクセス:名古屋高速16号一宮線「西春インターチェンジ」から約1.5km、名神高速道路「一宮インターチェンジ」から約2.4km、名古屋第二環状自動車道「清洲東インターチェンジ」から約4.0km
最寄り駅:JR東海道本線「稲沢駅」から約2.7㎞
着工:2021年6月1日
竣工:2022年5月31日
稼働:2022年6月1日
施主:大和物流株式会社
設計・施工:大和ハウス工業株式会社
運営:大和物流株式会社
(藤原秀行)