ピザハット、人件費や燃料代高騰受け配達料250円を導入

ピザハット、人件費や燃料代高騰受け配達料250円を導入

無料から転換、まず首都圏や関西圏など50店舗でスタート

宅配ピザ大手の日本ピザハット・コーポレーション(横浜市)は4月18日、全国の店舗を対象に順次、ピザの配達料として同日以降、配達料250円を徴収すると発表した。

既にピザやサイドメニューは値上げしており、配達に関しても人件費や燃料代の高騰が続いているため、従来の無料から方針転換する。各店舗で設定している配達最低注文金額には、配達料を含まない。

同社は「品質を守るため、これまであらゆる策を検討してきました。けれど人件費や燃料代が上がるなか、無料で続けることは、どうしても難しくなってしまいました」と説明。「ピザハット日本上陸、50年目の決断。どうか、ご理解頂ければ幸いです」と訴えている。

まず、東京や神奈川、千葉、埼玉、茨城、富山、石川、長野、愛知、大阪、兵庫、岡山の計50店舗で配達を有料化。それ以外の店舗は6月19日以降、順次導入する。

(藤原秀行)

具体的な店舗の一覧はコチラから(日本ピザハット・コーポレーションホームページ)

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