フォロフライ、三井住友海上グループとEVトラックの整備体制拡充で提携

フォロフライ、三井住友海上グループとEVトラックの整備体制拡充で提携

全国組織がサポート、安心して購入可能な環境を確立

EVメーカーのフォロフライは6月8日、自社した国内初のラストワンマイル配送向け1tクラスのEV(電気自動車)トラックに関し、普及促進のため、三井住友海上火災保険、グループ会社のエーシー企画(東京都千代田区)の両社と業務提携したと発表した。

エーシー企画が運営している全国規模の車両整備組織「アドバンスクラブ(AC)」と車両整備、アフターメンテナンスで協力する。


整備業界トップレベルの全国整備網で安全なEV運用をサポート(プレスリリースより引用)

3月13日には、三井住友海上火災保険の千葉研修所で、フォロフライの車両整備認定工場資格取得に向けた研修を実施。ACの研究機関「ASKnet(アスクネット)」会員を中心に約50人が座学・車両整備の実車研修に参加した。

アドバンスクラブは整備業界トップレベルの会員数2186(2023年3月末)を抱えている。今後は三井住友海上火災保険、エーシー企画の両社とタッグを組み、EV整備網を充実させ、ユーザーが安心してEVを使える環境の整備を図る。

お客様が安心してご購入いただける体制を構築し、脱炭素化に努めてまいります。

アドバンスクラブは代表理事12人を本部役員とし、本部事務局を三井住友海上の本社内に置く全国組織。52支部で構成し、各支部事務局を三井住友海上の各支店に配置している。

エーシー企画がセミナー運営、整備技術相談、物販斡旋等アフターマーケットに向けた各種活動を支援。事務局を担う研究機関ASKnetは実燃費向上(CO2削減)のための技術開発、環境認証(エコアクション21)の取得など脱炭素社会の実現に向けた活動に注力している。

(藤原秀行)

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