霞ヶ関キャピタルが千葉・船橋で開発の冷凍冷蔵倉庫、佐川グローバルロジ入居決定

霞ヶ関キャピタルが千葉・船橋で開発の冷凍冷蔵倉庫、佐川グローバルロジ入居決定

量販店や外食向けに加え、食品ECにも活用予定

霞ヶ関キャピタルは7月3日、開発用地のソーシングと企画立案を担い、アセットマネジメントとプロジェクトマネジメントの業務を受託している千葉県船橋市の物流施設開発プロジェクト「LOGI FLAG COLD(ロジフラッグコールド)船橋I」で、SGホールディングス傘下で3PL事業などを手掛ける佐川グローバルロジスティクス(SGL)の入居が確定したと発表した。

新拠点は地上5階建て(倉庫部分は4階建て)、延床面積6959㎡の冷凍冷蔵倉庫。SGLとしては初の冷凍冷蔵倉庫で、1棟借りした上で「Cold Logi(コールドロジ)船橋」として運営する。

庫内は、冷凍保管区画は-25℃まで、冷蔵保管区画は+5℃に維持。SGLは商品の品質を維持しながら物流加工を行い、量販店や外食産業の各店舗へ向けた発送などのBtoBのほか、高齢化や単身世帯の増加でニーズが顕在化しているBtoCの食品EC領域でも高品質で効率的な物流を実現したい考え。


施設外観(霞ヶ関キャピタル提供)

施設概要

(1)物件名 

LOGI FLAG COLD 船橋Ⅰ

(2)所在地 

千葉県船橋市栄町二丁目3番1号

(3)交通 

東関東自動車道「千鳥町IC」約5km

 京葉道路「船橋IC」 約2.3km

(4)テナント名 

佐川グローバルロジスティクス株式会社

(5)延床面積 

2,105.33坪(6,959.83㎡)

(6)敷地面積 

1,127.64坪(3,727.75㎡)

(7)賃貸借契約開始日 

2023年7月1日

(8)構造 

鉄骨造地上5階建て(倉庫4階建て)、耐火構造

(9)設備 

・倉庫業法に準拠した 営業倉庫

・自然冷媒使用の前川製作所製冷凍機器

(冷蔵区画 +5度、 冷凍区画 −25度)

※1階冷凍区画は+5度~−25度の範囲で温度設定可能な設備

・陽圧空調

・フロアヒーター

・CO₂感知センサー

・バース台数:10台(10t : 6台、4t : 4台、パワーゲート対応)

・垂直搬送機:2基(かご車、パレット兼用タイプ)

・貨物用エレベーター:1基(パレット6枚収容可能)

・全館LED照明

 ・屋根置き太陽光パネル(自家消費型)

(10)評価認証 

CASBEE建築評価認証Aランク取得

(藤原秀行)

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