アシードHDがグループの物流部門を10月1日付で再編、「2024年問題」への対応など促進

アシードHDがグループの物流部門を10月1日付で再編、「2024年問題」への対応など促進

内製化に加え業務効率化も図る

飲料の自動販売機運営を手掛けるアシードホールディングス(HD)は8月25日、グループの物流部門を再編すると発表した。

100%子会社で清涼飲料水や低アルコール飲料の製造・販売を手掛けるアシードブリュー(広島県福山市)の製品管理業務を、別の100%子会社で物流事業を担うロジックイノベーション(岡山市)に10月1日付で移管する。

ロジックは 2021年からアシードロジスティクスセンター(栃木県下野市)の運営を手掛けている。アシードブリューが栃木県の宇都宮飲料工場で行っていた倉庫管理や製品の入出庫などの業務をロジックに移し、物流の内製化に加え、外部の物流倉庫の活用、流通加工、運送業務などを通じて業務の効率化を進める。

グループ内の物流業務をロジックが一括して管理し、物流事業を自販機運営リテイ ル事業、飲料製造事業に次ぐ第三の柱として強化していくことを目指す。「2024年問題」への対応も促進したい考え。

(藤原秀行)

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