トルビズオン、ドローン空路整備事業「S:ROAD」の特許出願で査定受領

トルビズオン、ドローン空路整備事業「S:ROAD」の特許出願で査定受領

飛行ルートの安全性担保に貢献図る

ドローン空路整備事業を全国で展開しているトルビズオンは9月20日、ドローン空路整備システム「S:ROAD」に関連し、特許庁から9月5日付で「情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム」に関する新特許の査定通知を受領したと発表した。査定通知は特許にすることが認められたことを示す。

トルビズオンの「S:ROAD」は定期航路となるドローンの飛行空域を可視化し、ドローン産業の社会実装を推進するのが狙い。ドローン事業者はS:ROADを利用し、地域代理店(スカイディベロッパー、SD)に対してリスクアセスメントや地域調整を依頼することができる。

S:ROADの利用者は飛行空域のリスクアセスメントや、ルート直下に住む人々に対する上空の飛行合意取得などの作業をSDにアウトソーシングし、効率的な空路拡大を目指すことが可能になる。

S:ROADには特許技術「スカイドメイン」が用いられており、空域の情報データベースを作成し、各種の空域情報をひも付けられるのが特徴。ドローンの自律制御やペイロード(積載重量)コントロールが容易になり、空域利用を後押しできると見込む。


©️トルビズオン

特許概要
特許出願番号:特願2020-37390
発明の名称:情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム
特許査定通知日:2023年9月5日
出願人:株式会社トルビズオン


©️トルビズオン


©️トルビズオン

(藤原秀行)※いずれもトルビズオン提供

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