村田製作所、工場や物流現場向けに誤差1m以下の検知精度実現したUWB位置検知システム提供開始

村田製作所、工場や物流現場向けに誤差1m以下の検知精度実現したUWB位置検知システム提供開始

作業者の動線や物品の所在を効率的に管理可能

村田製作所は7月9日、UWB(Ultra Wide Band、超広帯域無線)技術を用いた工場・物流現場向け高精度位置検知システムを開発、提供を開始したと発表した。

工場や物流倉庫で作業者の動線管理や物品の所在管理を効率化できると見込む。

UWBは広い周波数帯域を使用する無線通信技術で、電波が届くまでの時間を精密に計測することで数cm~数十cm単位の高精度な距離・位置の測定が可能。

工場内には金属製の設備や棚が多く、電波の反射や遮断が生じやすい環境のため、従来の位置検知手法では、安定した測位精度の確保に課題を抱えていた。位置検知システムを構成する受信機の設置に際しては、取り付け角度によって検知精度が変動する場合があり、設置場所や角度の調整に工数を要することもハードルとなっていた。

そのため、位置検知にUWB技術を採用するとともに、モジュール開発時に培ったアンテナ設計ノウハウを活かし、専用アンテナの開発にこぎ着けた。

専用アンテナを取り入れることで、受信機の設置角度の影響を抑制し、導入時の設計・設置工数の低減にも貢献できると見込む。

新システムは同社の工場で100台を超える受信機を設置、実用稼働している実績があるという。


(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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