プロロジスが岩手・矢巾町で開発の物流施設に丸木医科器械が入居決定、日通に続き2社目

プロロジスが岩手・矢巾町で開発の物流施設に丸木医科器械が入居決定、日通に続き2社目

8300㎡賃借、今夏以降に順次稼働へ

プロロジスは5月21日、岩手県矢巾町で開発したマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」に、新たに丸木医科器械(仙台市)が入居することが決まったと発表した。

同社と約8300㎡(約2500坪)の賃貸借契約を締結した。今夏以降、順次物流業務を開始する予定。

同施設は2023年11月の竣工当初から日本通運が入居しており、丸木医科器械が2社目。他に物流会社など複数企業が具体的に利用を検討しているという。


「プロロジスパーク盛岡」の外観

丸木医科器械は東北地方でトップクラスの医療機器卸。プロロジスの物流施設を使うのは今回が初めてという。

同社は物流拠点の集約による生産性向上、「2024年問題」への対応や災害時対策を含めた医療機器、医療消耗品の安定供給体制の強化を目的として、「プロロジスパーク盛岡」への入居に踏み切った。

同社が参画しているクロスウィルグループやメーカー各社との共同利用など、多用途・多機能な物流センターとして運営する計画。

「プロロジスパーク盛岡」は地上3階建て、延床面積は約10万㎡で東北エリアの物流不動産市場で最大規模の賃貸用物流施設。


「プロロジスパーク盛岡」カフェエリア

■「プロロジスパーク盛岡」概要
所在地 岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢
敷地面積 73,713.12㎡(22,298.22坪)
延床面積 99,604.61㎡ (30,130.39坪)
階数 地上3階建て
着工 2022年3月
竣工 2023年11月

(藤原秀行)※いずれもプロロジス提供

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