プロロジス、東京・押上の「アーバン」内に2カ所目の新たなインキュベーション施設オープンへ

プロロジス、東京・押上の「アーバン」内に2カ所目の新たなインキュベーション施設オープンへ

大企業やスタートアップの新規事業立ち上げなどを支援

プロロジスは1月23日、東京都墨田区押上で開発した都市型物流施設「プロロジスアーバン東京押上1」に、大企業やスタートアップの新規事業立ち上げなどを支援するインキュベーション施設「inno-base TOKYO-OSHIAGE(イノベース・トウキョウ・オシアゲ)」を開設すると発表した。

同社が手掛けるインキュベーション施設は、茨城県つくば市で運営中のBTS型物流施設「プロロジスパークつくば3」内で2023年オープンした「inno-base TSUKUBA(イノベース・ツクバ)」に次いで2カ所目。

 
 

入居者は「プロロジスアーバン東京押上1」に併設しているシェアオフィス、専用ブースを利用できるほか、「inno-base TSUKUBA」の実証実験エリアやシェア倉庫も活用することが可能。


「プロロジスアーバン東京押上1」(プロロジス提供)

「inno-base TSUKUBA」は開設から1年半で首都圏エリアのスタートアップ企業計10社が入居するなど、大きな反響があったという。24年8月には、同所入居企業で自動フォークリフト開発・販売のハクオウロボティクスと資本・業務提携に踏み切った。

ニーズが見込めるため、2拠点目の開設に踏み切ることにした。

「inno-base TOKYO-OSHIAGE」は支援する企業の拠点エリアを首都圏から全国へ拡大。最新技術の実証実験や新製品の評価・検証の場所を必要とする大手企業やスタートアップ企業との協業を促進する。

運営は起業支援のツクリエ(東京都千代田区神田猿楽町)が協力する。

 
 

(藤原秀行)

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