磐田市と共同で自動運転システムの機能評価と課題把握
ヤマハ発動機は6月27日、磐田市と低速自動運転車両を用いた公道実証実験を開始すると発表した。昨年10月に締結した「磐田市内での低速自動運転技術に関する実証実験についての連携協定」に基づき、自動運転システムの機能評価と課題把握および低速自動運転車の社会実装に向けた走行環境の検討を行う。実施期間は19年7月より2年間。
電動小型低速車両(公道走行仕様ランドカー)(ヤマハ発動機ニュースリリースより)
開業予定のJR御厨駅周辺で最長4.2キロメートルを電動小型低速車両(公道走行仕様ランドカー)で走行する。ヤマハはラストマイルの移動ソリューションとして低速自動運転車両を提供。中山間地域や過疎地域における公共交通の維持やドライバーの高齢化など、顕在化する交通課題の解決に貢献していくことを目指す。
(鳥羽俊一)