三井不動産、愛知・一宮で6.6万㎡の物流施設竣工

三井不動産、愛知・一宮で6.6万㎡の物流施設竣工

全国・市内配送の両方カバー可能、重量物保管にも対応

三井不動産は6月2日、愛知県一宮市で開発してきた物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク一宮」(MFLP一宮)が竣工したと発表した。

地上4階建て、延床面積は6万5908㎡。




「MFLP一宮」外観

首都圏・関西圏への広域配送に対応し、「物流2024年問題」対策として注目度が高まっている中継輸送の拠点としても利用可能な立地とみている。

東海北陸自動車道の一宮西IC、一宮稲沢北ICに近接。愛知県内の南北を横断する主要幹線道路の西尾張中央道に面し、名古屋市内へも円滑に配送できるとみられる。

スロープ方式を採用し、1・2階倉庫は3.0t/㎡の重量に対応可能で、重量物を保管できるよう配慮。2階は低床バースを取り入れ、フォークリフトが自由にトラックバースと倉庫内を行き来することが可能で、重量物取り扱い時の作業効率向上を見込む。

3階には従業員用のラウンジを設置。ソファ席やリクライニングチェア、カウンター席などに加えて、個室の会議スペースも用意している。曲面天井や小上がりにより様々な場を設け、従業員がリラックスした状態で快適に休憩できるよう工夫している。


低床トラックバース




従業員用ラウンジ

外装は、施設南側2・3階の外壁を一部突出させ、この範囲は外壁色を他と切り替えるとともに、連装窓やガラリ(換気口)により水平方向の広がりを強調した意匠を採用。施設の外観を特徴づける要素にしている。

エントランスホールは来訪者を地域の素材で暖かく迎え入れるような空間を作り出すことを念頭に置き、柔らかな光を拡散する光膜天井を設置するとともに、古くから織物の産地として名高い一宮市産の尾州織物クロスを仕上げに使っている。


南外壁


エントランスホール

屋上に設けた約542kWの太陽光パネルを館内消費で利用することを予定している。DBJ Green Building認証(4つ星)、『Nearly ZEB』認証を取得する予定。



■施設概要

名称 三井不動産ロジスティクスパーク一宮(MFLP一宮)
所在 愛知県一宮市萩原町林野字天田32番1
敷地面積 30,757.90㎡
延床面積 65,908.99㎡
規模・構造 4階建て・スロープ・S造
設計者・施工者 矢作建設工業株式会社
竣工 2025年5月31日


広域図


詳細図(いずれも三井不動産提供)

(藤原秀行)

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