矢野経済研究所が公表、28年度には1万突破と予想
矢野経済研究所は5月25日、トラック分野の物流テック市場のうち、バース予約/受付システムに関する調査・分析結果を公表した。
2025年度のバース予約/受付システムの市場規模は、導入拠点数ベースで6300カ所に達し、前年度比で52%増加したと指摘。今後も増勢が続き、28年度には2倍近い1万1500拠点に到達すると予測している。
同社は背景として、ドライバーの負荷軽減・荷待ち時間の解消を目的とした新規導入の増加に加え、既にシステムを導入している大手事業者が自社内の他拠点へ展開する動きが広がっていることがあると解説。
今年4月に全面施行となった改正物流効率化法を見据え、荷待ち時間・荷役時間の把握を目的とした荷主企業の新規導入も好調に推移し、導入拠点数の拡大につながっているとみている。
さらに、これまでは主に着荷主側で導入が先行してきたが、今後は発荷主側への展開が本格化すると想定。全国に複数拠点を持つ大手荷主を中心に自社内の他拠点への導入が加速するほか、法律の規制対象外の中堅・中小規模の荷主でも、取引先からの要請や業界標準化の流れを受けて導入が広がることが見込まれると説明している。


調査要綱
期間:2026年2~3月
対象:国内物流に関わる事業者(運送事業者、メーカー・卸などの荷主企業、物流テック事業者など)
方法:同社専門研究員による直接面談(オンライン含む)と文献調査併用
発刊日:2026年4月27日
(藤原秀行)※いずれも矢野経済研究所提供











