日本郵船、米スタートアップからCO2除去の環境価値「CDRクレジット」購入へ

日本郵船、米スタートアップからCO2除去の環境価値「CDRクレジット」購入へ

「残余排出」相殺図る

日本郵船は6月4日、米国で炭素除去事業を手掛けるスタートアップのGraphyte(グラファイト)と、米国で同社が展開する大規模炭素除去プロジェクト「Loblolly」(ロブロリー)から生み出すCO2除去の環境価値(CDRクレジット)の購入契約を締結したと発表した。


(プレスリリースより引用)



プロジェクトは米アーカンソー州で展開。グラファイトが独自に開発した技術を駆使し、農林業や木材加工などの過程で発生するバイオマス残渣を乾燥・圧縮し、炭素を安定した固形物として封じ込めた上で、環境的に安全な形で地下に長期貯留する。

CO2を高い耐久性で隔離することが可能になると想定している。プロジェクトで創出するCDRクレジットは、第三者機関による測定・報告・検証を経て認証する仕組みを構築しており、高い透明性と信頼性を確保できるよう努めている。

海運業界は技術的・経済的な制約により、削減努力をしても排出を避けられない温室効果ガス「残余排出」が存在するため、日本郵船はCDRを活用して相殺、2050年の排出量実質ゼロの実現を目指す。

(藤原秀行)

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