造船・海事産業特化のAIエージェント基盤開発するノアロジー、シードラウンドで総額1.5億円を調達

造船・海事産業特化のAIエージェント基盤開発するノアロジー、シードラウンドで総額1.5億円を調達

ベテランの技承継を技術で支援

造船・海事産業に特化したAIエージェント基盤開発を手掛けるスタートアップのNoahlogy(ノアロジー、東京都港区六本木)は6月26日、投資ファンド「ANRI6号投資事業有限責任組合」をリード投資家、ブーストキャピタル1号投資事業有限責任組合をフォロー投資家として、総額1.5億円の資金調達(シードラウンド)を完了したと発表した。

造船・舶用機器・海運(設計・調達・運航など)のベテランの技をAIエージェントとして実装し、深刻化する「技術継承」と「人手不足」を同時に解決することを目指している。既存業務の単なる代替にとどまらず、業務プロセスを再構築し、人がやるべき価値創造に集中できる組織を実現したい考え。



併せて、属人化した業務プロセスをAIで標準化・共通化し、圧倒的な「コスト削減」と「シナジーの創出」と「スムーズな事業継承」を促進する。後継者不足に悩む企業の受け皿となり、持続可能な海事産業のエコシステムを構築する。

調達した資金はプロダクト開発や人材採用などに充てる。

今後はベテランの暗黙知を継承するAIエージェントを、設計・調達・運航・規則チェックなど海事業務の各領域に展開することを想定。設計のリードタイムを最大10分の1に短縮することを目標として、国内造船所・船社などと実証を進める。

造船・舶用・海運のベテランエンジニアとAIエンジニアの双方を積極採用し、「現場で本当に動くAI」を共に作るチームを拡張する。

後継者不足に悩む海事関連企業の受け皿となり、AIによる業務標準化を通じて、雇用と技術を未来へつなぐ統合プラットフォームを構築する。

(藤原秀行)

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