東京建物が物流施設で東北進出、仙台の初案件竣工

東京建物が物流施設で東北進出、仙台の初案件竣工

4.3万㎡、小規模賃貸ニーズに対応

東京建物は7月2日、仙台市で新たなマルチテナント型物流施設「T-LOGI仙台」が竣工したと発表した。

地上4階建て、延床面積は4万2269㎡。同社が展開している環境配慮型物流施設「T-LOGI」シリーズとしては、東北で竣工したのは初めて。



仙台東部道路の仙台港北ICから約2.6kmに立地し、東北道、常磐道、三陸道などを経由することで東北地方のほか、首都圏をはじめ日本全国への長距離配送拠点として活用が可能と見込む。

仙台市内の大規模物流施設としては希少な4層スロープ型の物流施設として開発。1・2階に接車バースを設け、同規模のボックス型物流施設と比較してより多くの接車台数を確保し、効率的な荷物の入出庫をサポートする。

倉庫床の最小分割区画面積は約5500㎡と設定。小規模の賃貸ニーズが多い仙台エリアで多様な需要に応えられるようにしている。各分割区画に荷物用エレベーター、垂直用搬送機を1台ずつ設置し、テナント企業の効率的な荷物運搬動線を後押しする。

男女それぞれのトイレを各階に設置するほか、2階にはテナントワーカーの憩いの場となるラウンジを整備し、テナント企業の快適な就業環境の実現および人材確保に注力している。

他の「T-LOGI」シリーズと同様に、屋上に設置した太陽光パネルにより生み出した電力を、商用電力と併せて施設内で自家消費する予定。物件内で消費しきれない余剰分は、東京建物が所有する東京建物仙台ビルに送電、再生可能エネルギーを最大限有効活用する。

「BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)」最高の『ZEB』認証と「CASBEE」Sランクを取得済み。




自家消費と送電のイメージ

竣工 2026年6月26日
所在地 宮城県仙台市宮城野区中野字掃沼27番1他(地番)
交通 仙台東部道路「仙台港北」IC約2.6km、JR仙石線「多賀城」駅徒歩約22分
敷地面積 18,420.89㎡(約5,570坪)
延床面積 42,269.71㎡(約12,800坪)
規模・形状 地上4階・4層スロープ型(1・2階片面バース)
設計 株式会社安藤・間
施工 株式会社安藤・間
構造 S造
耐震区分 耐震
プラットフォーム 1・2階:高床式1.0m
梁下有効天井高 各階5.5m
柱スパン 10.4m(W)× 10.3m(D)
床荷重 2.0t/㎡(1階)、1.5t/㎡(2・3・4階)
ドックレベラー 計6基(1・2階)
バース数 計40台(1階:20台、2階:20台)
普通駐車場 115台 ※軽自動車専用を含む
トラック待機場 計6台(10t車:2台、40ftトレーラー:4台)

(藤原秀行)※いずれも東京建物提供

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