【動画】ミドリ安全、繰り返し使える荷崩れ防止カバー「ラップレス」発売

【動画】ミドリ安全、繰り返し使える荷崩れ防止カバー「ラップレス」発売

高い伸縮性と耐久性を実現、装着時間はストレッチフィルムの約半分に

ミドリ安全は5月17日、荷崩れ防止カバー「ラップレス」を同21日に各種ウェブサイトなどで販売開始すると発表した。

物流や倉庫の現場では、荷崩れ防止のために梱包用のストレッチフィルムを荷物に巻き付けて固定するケースが一般的。安価な半面、再利用できず使い捨てのため大量のごみが発生するのが課題だった。

「ラップレス」は廃プラスチック問題を解決するために独自開発。同社の「無縫製手袋製造技術」を応用し、縫い目を作らず高い伸縮性と耐久性を持ち合わせた荷崩れ防止カバーの開発に成功した。

国内のトラック輸送を想定して「JIS Z 0200」跳ね上がり振動試験にてレベル3の固定力を実現し、フィルムをカットする際の切創事故も軽減できる。ミドリ安全は汚れたら洗濯機などで洗って繰り返し使えるため、環境負荷低減にもなるとみている。

一般的な搬送に使われる標準パレットサイズ(1100×1100ミリメートル)と、ロールボックスパレットサイズ(1100×800ミリメートルなど)に対応。物流業や倉庫業、製造業などの配送で使用可能なほか、防災備蓄品などの荷崩れ防止として自治体や学校、病院などでも活用できる。

装着は上からかぶせる場合は2人での作業を想定しているが、パレットなどにあらかじめセットしておけば1人でも装着可能という。装着作業時間もストレッチフィルムに比べ約半分(同社比較)に軽減されるのがメリットだ。



(画像はプレスリリースより引用)

(ロジビズ・オンライン編集部)

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