九州地方整備局の職員が懇親会、7人がコロナ感染

九州地方整備局の職員が懇親会、7人がコロナ感染

国交省の防止対策に違反

国土交通省は8月3日、九州地方整備局博多港湾・空港整備事務所(福岡市)の職員7人が、7月28日夜に懇親会を行っていたと発表した。

7人は新型コロナウイルスに感染していることが判明した。

国交省は「職員による懇親会の開催自粛という内閣人事局長要請に基づく国交省の感染拡大防止対策に違反しており、極めて遺憾であり、重く受け止めている。結果として、同事務所における新型コロナウイルスの感染が拡大し、地域の皆様に多大なるご迷惑を掛けたことを深くおわびする」と謝罪。全職員に懇親会の開催自粛などのルール順守徹底を指示した。

国交省によると、同事務所では7月29日に職員1人の感染が判明。その後、この職員と同じフロアに勤務している職員にPCR検査を実施した結果、他に14人が感染していることを確認した。この中に、懇親会を開催した7人が含まれていたという。

(藤原秀行)

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