処理能力が1・6倍に、サービス効率化・品質向上図る
日本通運は10月28日、兵庫県尼崎市の「大阪空港貨物センター」の自動仕分け機を刷新、同22日に稼働を始めたと発表した。
同センターは西日本エリアにおける国内航空貨物のゲートウェイの役割を担い、同社の国内航空貨物ネットワークの重要なハブ拠点として運営している。最新の自動仕分け機を導入することで、処理能力を向上させるともに多品種かつ繊細な貨物の取り扱いを可能にし、さらなる効率化、品質向上を目指す。
併せて、手仕分けに関わる作業の省人化・省力化を図り、労働環境改善と労働時間の短縮を加速させる。
新たな自動仕分け機は処理能力が1時間当たり1万2000個で、旧来の7500個から1・6倍に高まっている。仕分けラインも以前の1ラインから4ラインに増強している。
クロスベルトソーターを導入した自動仕分機(日通プレスリリースより引用)
(藤原秀行)