[PR]倉庫で注目の「システム建築」、一般工法と変わらぬ品質で費用と工期を最大25%圧縮

[PR]倉庫で注目の「システム建築」、一般工法と変わらぬ品質で費用と工期を最大25%圧縮

物流施設の建築コストと工期を最大25%圧縮
2階建てや大空間など多様なニーズにも対応

日鉄物産システム建築株式会社
旧住友金属工業㈱(現日本製鉄㈱)を源流とするシステム建築専門メーカー。工場・倉庫を中心に約半世紀の歴史の中で累計4500棟以上の建築実績がある。平屋専用規格型の「TiO」と自由設計型の「TREO」に加え、両商品の長所を合わせ持ち、適用領域をさらに進化させた「NEO」を2019年にリリース、システム建築に革新をもたらした。

Interview 日鉄物産システム建築 生井敏夫 社長
物流施設の建設にシステム建築を採用するケースが増えている。部材を規格化して工期を短縮、建設コストを抑制する工法で、建物は一般工法と同等の品質を備えている。さらに、日鉄物産システム建築の「NEO」は、規格化のメリットを生かしながら、柱のない大空間や2階建てなど多様なニーズにも柔軟に対応する。(聞き手:本誌編集部)


柱のない大空間が実現可能

年間200棟以上の実績

──建築現場の人手不足による工期の長期化、コストの上昇などの対応策としてシステム建築が注目されています。
「当社はシステム建築の専門メーカーで、累計4500棟の建築実績があります。近年は年間200棟以上を手掛けていますが、その半分近くを物流施設が占めています。もともとシステム建築は意匠性というよりも機能性や快適性を重視した建物に適した工法なので、倉庫とは親和性が高いと考えています」

──従来の工法とどう違うのですか。
「システム建築は柱間のピッチや高さを規格化して建物を構成する部材を標準化し、あらかじめ工場で製作する比率を高めることで現場施工の手間や品質の不均一性を軽減します。設計から施工までのプロセスも全て標準化することで、低コスト・短工期を実現します。当社の場合、標準的な建物であれば、システム建築工事部分で一般工法と比較して工期とコストをそれぞれ最大25%圧縮できる目算です」

──いわゆるプレハブ建築やテント倉庫とは違うのですか。
「システム建築は柱や梁に重量鉄骨を使用しているため、耐久性や品質は一般工法と変わりません。現場で働く人に優しい、環境に優しいといった環境性能も、高い断熱性能を持った外壁や腰壁パネルのバリエーションを用意することで対応しています」

──現在、新設される倉庫のうちシステム建築を採用するケースはどのくらいの比率を占めているのでしょうか。
「システム建築のメリットを生み出せるゾーンを平屋・2階建までの700平米〜1万平米規模の倉庫と考えると、まだ2割にも届いていないと推定しています。年々増えてきてはいますが、現状ではまだまだ一般工法での建築がずっと多い。システム建築のメリットがもっと建築主様に理解されれば、採用比率は上がってくると見ています。実際、一度ご採用された建築主様に継続してご用命いただくことも多く、四国の物流会社様から毎年連続して累計で12棟、関東の物流会社様からも累計12棟といった実績もあります。評価いただいていることをありがたく思っています」

──他のシステム建築メーカーと比較した時の日鉄物産システム建築の特徴は?
「当社は、鉄骨や屋根などの部材はもちろん、全商品で建物の基礎までシステム化しています。これはシステム建築メーカーの中でも当社だけです。そのために工期が短縮でき、例えば1千平米の規模であれば、一般工法では基礎工事だけで30日近くかかるところを当社は約半分の工期で進められます。それだけ工事費も抑えられることになります。また、基礎と上屋をトータルで設計することで全体を最適化できる効果もとても大きいと考えます」
 「基礎工事は熟練した鉄筋工や型枠工が必要で、建設工事の中でも最も人手不足が深刻な工程ですが、当社は基礎までシステム化しているので施工に熟練専門工を必要としません。工期や建築費の予測が立てやすいため、建築主様の事業計画や投資計画にも貢献できると思います」

システム建築について詳しく知る

規格化と自由設計の長所を併せ持つ

「当社のもう一つの強みが商品のバリエーションです。規格型システム建築『TiO(ティオ)』、自由設計型の『TREO(トレオ)』、そして両商品のメリットを取り込み進化させた『NEO(ネオ)』という3つのシリーズを展開しています。コストを最重視したプランから、レイアウトの自由度を求めるプランまで、幅広いニーズに対応できます」
「例えば、ティオの場合は柱のピッチは6メートル、高さは10メートル以内で平屋建てという設計制約があるのですが、コストは一番安く抑えられます。一方、トレオは高さ16メートルの2階建てにも対応して柱の間隔も自由に設定できますが、ティオに比べてコストアップにはなります。この中間ゾーンを意識して、さらに適用領域を拡げたのがネオです。一定の制約はあるけれど、2階建てが可能でレイアウトの自由度もある。トラックバースが自由に取れて、必要な天井高を確保したり、柱のない大空間の保管スペースを作ることもできます」


天井走行クレーンの設置も可能

──対象エリアと組織体制は?
「東京本社のほか、北海道から九州まで国内10カ所に支店・営業所を展開して全国を網羅しています。ご発注に関しては、各地域の建設会社で構成する全国約1200社の『日鉄物産システム建築会』の会員会社が元請けとなり、その中で当社は建屋部分の設計・建設を担います。また、鉄骨加工や部材製作などは、別に約120社の協力会社のネットワークをもっています」
「当社の営業担当は6割以上が建築に関する有資格者であり、地区ごとに会員会社と連携して地域密着型の営業活動を行っています。会員会社との協業によって建築主様のメリットを生み出していくビジネスモデルです。建築主様は従来からお付き合いのある地元の建設会社にお声掛けいただいて当社商品をご採用いただくこともできますし、当社が各地の会員会社をご紹介することもできます」

──今後の展開は。
 「私たちは『技術の先進性を常に追い求め、システム建築分野において、お客さまに最も期待され信頼されるナンバーワンブランドの会社になる』というビジョンを掲げています。これからも建築主様のより高度化するご要望に寄り添った商品開発を進め、建築主様にとっての『最適なソリューション』はどこにあるのかを追い求めていきたいと考えます」


生井敏夫 代表取締役社長


多数の開口部を設けた大型倉庫の施工例

規格型システム建築『TiO』のイメージパース

お問い合わせ先

日鉄物産システム建築株式会社
〒105-0014 東京都港区芝1-5-9 住友不動産芝ビル2号館
TEL 03-6866-1280 FAX 03-6866-1291
https://www.nst-sumisys.co.jp

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