直接電波の届かない場所でも飛行可能に
ACSLは11月7日、国産の小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」のLTE(携帯用高速通信)対応を開始したと発表した。
LTE対応モデルの機体を使う場合は、LTE通信を活用して映像とテレメトリーを確認するため、電波の届かない場所での飛行や、電波途絶した際のLTE通信による安全な着陸が可能になる。
SOTEN(蒼天)LTE対応モデル(ACSL提供)
さらに、暗号化通信を用いることでLTE回線を介してセキュアに飛行させられるようになると見込む。今後、よりセキュアな通信経路として、閉域網LTEサービスの提供を予定している。
LTE通信機能を使用するためには、専用のVPNアプリ「TAKEOFFVPN」をインストールする必要がある。
(藤原秀行)