今年12月竣工予定、環境配慮型を想定
九州電力は1月19日、佐賀県基山町で新たなマルチテナント型物流施設の工事に着手したと発表した。開発プロジェクトは九州電力と九電不動産、九州リースサービスが共同出資する合同会社「基山ロジインベストメント」(アセットマネージャーは玄海キャピタルマネジメント)が事業主体を担っている。
施設は地上4階建て、延床面積は約2万800㎡を計画。今年12月の竣工を予定している。
全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用と太陽光発電システムの導入を計画しており、環境や省エネルギーに配慮する。「Nearly ZEB」の認証取得を目指している。
九州自動車道の鳥栖ICから約4km、国道3号線から約2km。九州自動車道と長崎・大分自動車道の結節点に位置し、大消費地の福岡市内に加えて九州全域への配送にも優位性を備えているとみている。
竣工イメージ(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)