2019年7月に開始、局長級対話で状況改善と判断
経済産業省は3月16日、韓国向けの半導体などの材料3品目を対象とする輸出管理厳格化措置を解除すると発表した。
3品目はフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト。日韓両政府が同日まで3日間、輸出管理に関する局長級対話を開催し、協議した結果、韓国当局の輸出管理状況が改善したと判断した。
日本政府は2019年7月、韓国側の貿易管理体制が不十分で安全保障上の懸念が払しょくできないとの理由から、3品目を韓国へ輸出する際の許可手続きを厳格化していた。
（藤原秀行）
