トヨタなどの「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」、新たにマツダが参画

トヨタなどの「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」、新たにマツダが参画

バイオエタノール燃料の製造技術向上目指す

大手自動車メーカーなどで構成する「次世代グリーンCO2燃料技術研究組合」は3月29日、新たにマツダが参画したと発表した。

同組合はENEOS、スズキ、SUBARU、ダイハツ工業、トヨタ自動車、豊田通商が2022年7月に設立。カーボンニュートラル社会実現のため、バイオマスの利用や効率的な自動車用バイオエタノール燃料の製造に関する技術研究を推進している。

22年10月2には、福島県大熊町と「企業立地に関する基本協定」を締結し、地域の諸課題を迅速かつ的確に解決できるよう取り組みを開始した。

カーボンニュートラル実現の多様な選択肢の1つとして推進する、バイオエタノール燃料の製造技術の向上や、製造時に発生するCO2の活用に関する研究などが、マツダが推進するマルチソリューション戦略の選択肢を拡げる考えと一致。マツダは同研究組合に加わることを決めた。

(藤原秀行)

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