大和ハウス、岡山空港近隣で中継輸送にも活用可能な1.6万㎡のマルチ型物流施設竣工

大和ハウス、岡山空港近隣で中継輸送にも活用可能な1.6万㎡のマルチ型物流施設竣工

中四国地方カバー

大和ハウス工業は3月31日、岡山市で開発してきたマルチテナント型物流施設「DPL岡山空港南B棟」(地上2階建て、延床面積1万5714㎡)が同日、竣工したと発表した。最大で2社がテナントとして入居可能。


「DPL岡山空港南B棟」外観

岡山県は中国縦貫自動車道や山陽自動車道、瀬戸中央自動車道、中国横断自動車道岡山米子線といった広域高速交通網が整備され、交通アクセスに優れているため、中四国地方で最大の営業倉庫面積を備えている。2019年には14年と比較して営業倉庫面積が30%増えるなど、物流施設開発が進んでいる。

また、働き方改革関連法が2024年4月に施行されるのに伴い、トラックドライバーの労働時間の上限規制が適用され、物流需給がひっ迫する「2024年問題」が差し迫る中、九州地方と関東地方をつなぐ中継輸送の拠点としても、岡山県の物流施設のニーズが高まっているという。

大和ハウスはこれまで岡山県でマルチテナント型物流施設を3棟開発しており、いずれも交通利便性の高さが評価され、竣工時に満床で稼働している。需要の旺盛さを踏まえ、4棟目の開発に踏み切った。

「DPL岡山空港南B棟」は、岡山市街地の岡山市役所まで約15km(車で約30分)。山陽自動車道の岡山ICから約5km(車で約15分)と近接し、中四国地方をカバーする物流拠点として機能する上、九州地方と関東地方などをつなぐ中継輸送の拠点としても活用できると見込む。

坂出IC(香川県)まで約60km(約50分)、広島ICまで約160km(約1時間50分)、米子IC(鳥取県)まで約130km(約1時間50分)の立地。福岡市まで約450km(約5時間30分)、大阪市まで約180km(約2時間20分)、名古屋市まで約340km(約4時間20分)、東京都新宿区まで約650km(約8時間)という。


現地図

岡山県内のマルチテナント型物流施設としては希少な低床式倉庫。効率的な入出庫作業が可能で、テナント企業はトラックドライバーがトラックを乗り換える必要がない、貨物の積み替え方式での中継物流体制を構築できるとみている。

■建物概要
名称:「DPL岡山空港南B棟」
所在地:岡山市北区富吉2448番34(地番)
交通:「岡山空港」から約4.7km、山陽自動車道「岡山インターチェンジ」から約5.0km
敷地面積:37,286.33㎡(11,279.11坪)※「DPL岡山空港南A棟(2020年9月竣工)」の面積含む
延床面積:15,714.20㎡(4,753.55坪)
賃貸面積:14,167.16㎡(4,284.32 坪)
構造・規模:鉄骨造 2階建て
建築主:岡山空港南開発特定目的会社(出資比率:大和ハウス工業株式会社100%)
設計・施工:大本組・GEN設計特定建設工事共同企業体(JV)
着工日:2022年5月20日
竣工日:2023年3月31日

(藤原秀行)※いずれも大和ハウス工業提供

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