日通NECロジ、「はじめてのEPA・FTA-輸入通関サービス-」開始

日通NECロジ、「はじめてのEPA・FTA-輸入通関サービス-」開始

関税削減の可能性調査など担当

日通NECロジスティクスは4月11日、EPA(経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)制度を利用した輸入通関サービスを開始したと発表した。

日本は今年2月時点で24カ国・地域と計21の経済連携協定が発効・署名済み。EPA・FTAは締約国・地域間の貿易・投資の自由化を進めることで大きなメリットが得られる一方、メリットを受けるための手続き・ルールは複雑な上、日本のEPA戦略が進むことで、EPA・FTAを取り巻く環境は年々変化している。

そこで、EPA・FTAの大きなメリットの1つの輸入関税の節税効果を享受できるよう、EPA・FTA利用をサポートする新サービスを展開することにした。

複雑・煩雑な手続きに関わる、対象製品の関税削減の可能性の調査、EPA・FTA適用に向けた各種サポートを提案。併せて、輸入手続きや国際物流業務のサポートも手掛けることで、顧客がサプライチェーンをより効率的に構築・運営できるよう後押しする。

【サービス概要】
1)関税の削減可能性を調査
 ・対象製品におけるHSコード・関税率の調査
 ・税関への事前教示対応(EPA・FTA利用可否の確認)

2)事前準備のサポート
 ・原産品申告書/申告書明細表の作成サポート
 ・原産地証明書の取得アドバイス

3)日本における通関手続き
 ・煩雑な通関手続きを30年以上経験のある当社がトータルサポート   他

(藤原秀行)

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