スギ薬局がHacobuのトラック予約受付サービスを全物流センターに導入、荷待ち時間削減

スギ薬局がHacobuのトラック予約受付サービスを全物流センターに導入、荷待ち時間削減

「30分以上の待機」は0.34%まで抑制成功

Hacobu(ハコブ)は5月24日、ドラッグストア大手のスギ薬局が、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」を導入したと発表した。

自社運営の物流センターと外部に運営を委託する全16センターを統一のKPI(重要業績評価指標)で管理し、荷待ち時間削減をはじめとした物流課題の改善に取り組んでいるという。

スギ薬局は従来、取引先から物流センターで入荷車両の長時間待機が発生していると報告があった際、スギ薬局で事実を正確に把握する手段がなかった。待機時間は取引先経由のドライバーからの申告でしか把握できておらず、センターがドライバーを待たせているのか、車両の到着時間が早いのか、事実を正確に把握し、問題の本質を見極める必要に迫られていた。

MOVO Berthを採用するのと並行して、「品質」と「効率」の観点で5つのKPIを設定。MOVO Berth導入により、KPIの1つに設定している待機車両品質(「30分以上の待機車両(台数)の割合」)を管理・改善できる体制を整備した。MOVO Berthを全物流センターに導入したことで業務標準化が進み、1つのセンターの改善事例が他のセンターに横展開しやすくなった。

初回に導入した2つの物流センターの待機状況は、愛知の大府センターは「2時間以上待機する車両」が全台数の約19%、豊川センターは約13%だった。MOVO Berth導入直後には、それぞれ2.5%、0.4%まで低下。

2022年度(22年3月~23年2月)は「30分以上の待機」でKPIを設定。全センターで12万8250台の入荷車両があったが、そのうち30分以上の待機は440台で0.34%まで抑えられたという。

MOVO Berth導入前は、その日に来る荷物の総量は把握できていたが、車両の台数までは捕捉できていなかった。MOVO Berth導入により、今日来る車両の台数と入場時間を朝の時点でつかめるようになり、残業の予定やスキルを加味した人員の配置が可能になった。

(藤原秀行)※いずれもHacobu提供

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