全国の物流拠点の空きスペース有効活用図る
NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)が、倉庫の空きスペースのシェアリングサービスを展開しているスタートアップのsoucoと資本・業務提携し、倉庫のシェアリング事業に参入することが分かった。
荷主企業や物流事業者の間で、商品の需要動向に合わせて保管スペースを柔軟に確保したいニーズが多いのに対応する。NXHDグループが全国で展開している物流拠点の空きスペースをsoucoのシェアリングサービスで管理、利用者に紹介して有効活用を促進することなどを想定している。
NXHDが今年1月、SBIインベストメントと組んで立ち上げたコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを通じて、約1億円をsoucoに出資する見通し。
(藤原秀行)