スワップボディコンテナ車の活用促進へガイドライン公表

スワップボディコンテナ車の活用促進へガイドライン公表

国交省、相互利用可能な標準仕様を明記

国土交通省は3月28日、車体と荷台を分離することが可能な「スワップボディコンテナ車両」の活用促進に向けたガイドラインを公表した。

運送事業者の相互利用を可能とするため、エアーサスペンション機構で車体を上下させ、コンテナを水平脱着させることを前提とするなど、標準仕様を明記。実際に運用する段取りや事業者が導入を検討する際の流れを整理した上で紹介している。

仕様の詳細としてはこのほか、
・車体と荷台を締結するのはツイストロックを使用する
・荷台は安全に自立するための折り畳み可能な支持脚を3対装備する
・荷台の床下には車体側と脱着位置を正確に合わせるためのステアリングトンネルを全長にわたって装備する
・車体の上面には荷台と脱着位置を正確に合わせるため、ガイドローラーなどのガイド装置を取り付けることを基本にする
――ことなどを盛り込んでいる。

スワップボディコンテナ車両は荷台部分を切り離した後、トラック本体は別の運送作業を行えるため、荷待ち時間の短縮などの効果が期待されている。トレーラーと異なりけん引免許が不要なこともメリットだが、現状では車体と荷台に互換性が乏しいことなどが普及のネックとなっている。

国交省は普及を後押しし、トラックドライバーの労働時間短縮や現場業務効率化につなげようと、2018年から官民検討会でガイドラインの内容を詰めてきた。


中継輸送のトライアルに使用したスワップボディコンテナ車(ホームロジスティクス提供)

(藤原秀行)

ガイドライン(素案)はコチラから

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