椿本チエイン、高速自動仕分けシステム「クイックソート」に環境負荷低減モデルを追加

椿本チエイン、高速自動仕分けシステム「クイックソート」に環境負荷低減モデルを追加

消費電力34%削減など見込む

椿本チエインは6月29日、高速自動仕分けシステム「クイックソート」に、環境負荷低減モデル「クイックソートEP」を追加し、7月1日に発売すると発表した。

クイックソートは、ターンローラタイプのシステムで、1997年に発売。高速かつ搬送物に優しい仕分け装置として、宅配便配送センターなどの社会インフラをはじめ、物流センターや生産物流などの現場で採用されてきた。

2021年2月には「既設のコンベアラインや自社の装置に組み込んで自由に設計したい」とのユーザーからの声を聞き、「仕分け・分岐ユニット」単体の販売も開始した。

新発売の「クイックソートEP」は、従来エアシリンダで行っていた分岐操作(ターンローラの方向転換)を電動アクチュエータに変更。クイックソートの特長は維持しながら、省エネルギー、低騒音化を実現した。さらに、エアシリンダの付帯設備も不要となるため、メンテナンス・ランニングコストの削減や設置工期の短縮にも貢献できると見込む。

クイックソートEPの特長
① 省エネルギー: 従来のエアシリンダ仕様に比べ、消費電力量を34%低減*

  電動アクチュエータ仕様 エアシリンダ仕様(従来) 低減率
消費電力量 2.14kWh 3.22kWh 34%

*運用台数、仕様条件により削減率は異なる(上記は0606サイズ、5台運用、5000個/時間 能力時)

② 低騒音: 従来のエアシリンダ仕様に比べ、瞬間最大音圧レベルを8.3%低減

  電動アクチュエータ仕様 エアシリンダ仕様(従来) 低減率
瞬間最大音圧レベル 62.9 dB 68.6 dB 8.3%

*同社工場内での測定値

③ 設置工期・メンテナンス工数削減

エアシリンダに必要なコンプレッサやエア配管の敷設が不要のため、設置工数の削減が可能、 エア関連機器の定期メンテナンスも不要となり、ランニングコストの大幅削減を実現

④ メンテナンス(点検)時期お知らせ機能を付加

メンテナンス(点検)が必要な状態になると信号を出力し、実施時期を通知

仕様
2種類の標準サイズをラインアップ

型式 0606 0810
ユニット外形寸法(mm) 630L×675W×500H 1030L×845W×500H
搬送物サイズ (mm) 最大 : 450L×300W×300H
最小 : 200L×200W× 10H
最大 : 750L×500W×500H
最小 : 200L×200W× 10H
搬送物質重量(kg) 最大30kg
仕分け能力 5,000個/時間  *搬送物ピッチ 1,000㎜、長さ 500㎜の場合

*搬送物が最大寸法を超える場合はお問い合わせください

用途
物流センターおよび生産ラインなどでの仕分け、分岐、交差装置として

納期
3カ月 ※ユニットの場合(数量により変動)

販売計画
2023年度 200台、 2025年度 500台

発売日
2023年7月1日

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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