「DAISO」の大創産業、神奈川・平塚に9カ所目の大型自動化物流センター開設

「DAISO」の大創産業、神奈川・平塚に9カ所目の大型自動化物流センター開設

神奈川県など約400店舗への商品供給担う、パレタイザーなど採用

100円ショップ「DAISO」を展開する大創産業は7月7日、神奈川県平塚市に「大創産業 神奈川RDC(リージョナル・ディストリビューション・センター)」を開設したと発表した。

地上4階建て、延床面積は5万3169㎡。8月下旬に出荷を開始する予定。

神奈川RDCは大創産業が運営する国内9カ所目のRDC。南関東エリアにおける物流ネットワーク拠点として、東京都、神奈川県などのDAISO約400店舗への商品供給を担う。

近年の新規出店数増加に伴って課題となっていた、出荷キャパシティ拡大や店舗の作業負荷軽減などの解決を目指す。

神奈川RDCは、自動入出庫に対応する最新の大型マテハン機器の導入などにより、物流の高効率化・省人化を実現。完全無停電対応、落雷被害防止、地震対策などBCP対策にも注力している。


「大創産業 神奈川RDC」外観

施設概要
所在地:神奈川県平塚市堤町3-11(交通:圏央道・寒川南ICから12km/東名・厚木ICから11km)
建築:鉄骨造地上4階建て
敷地面積/延床面積:27,145.74㎡/53,169.48㎡
トラックバース:入荷 13台、出荷 30台
着工/竣工:2021年8月15日(日)着工、2023年7月6日(木)竣工
出荷開始:2023年8月下旬(予定)

大型マテハン機器として、ロボットパレタイザーや、後工程のピッキングがスムーズに運ぶよう、カートン上面を自動でカットするオートカートンカッターなどを採用。ロボットパレタイザーは1時間に最大600ケース、オートカートンカッターは500ケースにそれぞれ対応可能と見込む。


ロボットパレタイザー


オートカートンカッター


免震装置のミューソレ―ター

大地震時に備え、震度5以上で免震になる、厚さ3mmの「ミューソレーター」をフレックス自動倉庫とサーバールームに設置している。

(藤原秀行)※いずれも大創産業提供

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