建材サンプルのマーケットプレイス「Material Bank Japan」、業界最大200ブランド・5万SKUの取り寄せ可能に

建材サンプルのマーケットプレイス「Material Bank Japan」、業界最大200ブランド・5万SKUの取り寄せ可能に

秋の正式公開へ、インテリアデザイナーの先行予約受付と事前審査を開始

建材サンプルを取り扱う米国発のマーケットプレイス「Material Bank(マテリアルバンク)」を日本で事業展開しているDesignFuture Japan(デザイン・フューチャー・ジャパン、DFJ)は8月22日、日本で取り扱う建材サンプル数(提供準備中を含む)が月内に業界最大の200ブランド・5万SKU(最小管理単位)に達する見込みになったと発表した。

DFJは秋頃のサービス正式公開を目指しており、デザイナー(インテリアデザイン、建築設計、ディスプレイ設計などに従事するプロフェッショナル)の先行予約受付を開始する。

■取り扱いブランド一例

「Material Bank Japan」は2023年1月11日に実証事業を開始。これまでは直接声をかける限定的な募集で、100社超の設計事務所などからの先行モニターデザイナーとともに検証を進めてきた。当初は今春の正式サービススタートを念頭に置いていたが、4月末に利用状況を分析した結果、より深い検証を行うため、実証事業規模を拡大の上、実証事業期間を延長することを決定した。

実証事業期間中の目標としていた200ブランドの参画をまもなく達成することから、秋頃のサービス正式公開に向けた準備を本格化させる。より多くのデザイナーに正式公開するのと同時に「Material Bank Japan」を使い始められるようにするため、先行予約受付に踏み切る。

「Material Bank Japan」はプロフェッショナルデザイナーであれば誰でも無料で利用可能だが、利用開始に際しては事前に審査する。先行予約者のみが参加できる、特典を多数準備した招待制限定ウェビナーも開催する予定。

(藤原秀行)

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