日本GLPが千葉・八千代市で5棟目の物流施設着工、ダイワコーポレーションが1棟借り確定

日本GLPが千葉・八千代市で5棟目の物流施設着工、ダイワコーポレーションが1棟借り確定

15.8万㎡、25年3月竣工予定

日本GLPは10月4日、千葉県八千代市で延床面積が約15万8000㎡の物流施設「GLP八千代Ⅴ」を開発すると発表した。ダイワコーポレーションが1棟借りすることが確定している。竣工は2025年3月の予定。

立地する八千代エリアでは希少なダブルランプウェイを備えた物流施設とする予定。小分割区画の設定を可能にする設計や、非常時の自動防火シャッター導入など入居企業の要望を反映するとともに、免震構造を採用。ダイワコーポレーションは多業種が入居できる物流施設として転貸する予定。

竣工済みの「GLP八千代Ⅳ」と隣接する敷地を最大限に利用し、既存物件を建て替え。解体に当たっては、工事工程を複数の工区に分割し、既存物件を利用していたあらたが「GLP八千代Ⅳ」へ移転するのと並行して進め、あらたのオペレーションを中断させずに段階的な退去と明け渡しを実現する。


「GLP八千代Ⅴ」外観完成イメージ


「GLP八千代Ⅳ」・「GLP八千代Ⅴ」鳥瞰イメージ


「GLP八千代Ⅴ」エントランスイメージ

八千代市では既に日本GLP開発の物流施設4棟が稼働済みで、「GLP 八千代Ⅴ」は最大規模の物件。

東関東自動車道の千葉北ICから約10.4kmで、八千代市の中央に位置する工業団地エリアの中心に存在し、東関道をはじめ、圏央道、常磐自動車道、京葉道路に囲まれた場所として首都圏広域のアクセスに強みを持つ。

施設内にカフェテリアと休憩スペースを、庫内にはファンをそれぞれ設置する予定。快適な就労環境を提供する。非常用発電機や井水利用装置、ダブルランプウェイの各階アクセスを装備し、事業の継続性確保にも配慮する。

環境配慮として、太陽光発電設備の設置を検討中。CASBEE(新築)認証、BELS 5Star認証、ZEB-Ready認証をそれぞれ取得した。

■施設概要
施 設 名:「GLP八千代Ⅴ」
所 在 地:千葉県八千代市大和田新田686-3
敷地面積:約67,000㎡
延床面積:約158,000㎡
構 造:地上5階建て、免震PC造 一部S造
着 工:2023年9月
竣 工:2025年3月末(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)、BELS 5Star 認証(予定)、ZEB-Ready 認証(予定)

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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