ピザハット、デリバリーバイクにJVCケンウッドのドラレコ導入

ピザハット、デリバリーバイクにJVCケンウッドのドラレコ導入

NECネクサソリューションズの「2輪車安全教育支援サービス」採用

JVCケンウッドは10月13日、同社製の防塵・防水仕様の通信型ドライブレコーダーを、日本ピザハットがデリバリーバイクに導入したと発表した。

JVCケンウッドはNECネクサソリューションズが展開している、自動二輪車を業務利用するドライバーへの安全運転教育をサポートする「2輪車安全教育支援サービス」に防塵・防水仕様の通信型ドライブレコーダーを提供している。

同サービスを日本ピザハットが採用したことで、JVC製の通信型ドライブレコーダーが日本ピザハットの神奈川県内の店舗を中心とするデリバリーバイクに取り入れることになった。

当該のドライブレコーダーは、GPSによる位置情報や映像をシステム管理者へ送信。同サービスは、ドライバーの位置情報を把握し、道路交通法違反の運転を検知するとともに、道交法の順守率を表示した走行スコアと、違反を検知した場所での走行動画を抽出してクラウド上で表示することにより、ドライバーに対する客観的評価と上長による教育に活用できるようにしている。

JVCケンウッドは今年4月、デリバリー業における交通安全管理体制の向上を図ることなどを目的とする全日本デリバリー業安全運転協議会の賛助会員となった。今後もドライブレコーダーの提供などを通して、デリバリー事業者の安心・安全に寄与するとともに、幅広いモビリティ分野に向けてテレマティクスソリューションを提案する構え。


日本ピザハットのデリバリーバイクに設置したJVCケンウッド製の通信型ドライブレコーダー

今回採用が決まった通信型ドライブレコーダーは防塵・防水仕様のため、バイクや自転車などの二輪をはじめ、船舶や電車、建設機械の外面への設置など、風雨や塵・埃などにさらされる環境下での使用に対応。JVCケンウッド開発のSoftware Development Kit(SDK)により、既存のシステムともデータを容易に連携できるため、短期間でのIoT・AIベースのテレマティクスサービス開発を可能にするという。


「STZ-DR30」(いずれもプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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