ミスミグループ本社、愛知・稲沢に「中日本流通センター」開設

ミスミグループ本社、愛知・稲沢に「中日本流通センター」開設

FA製造装置や金型用精密部品の“確実短納期”担保へ

ミスミグループ本社は4月19日、愛知県稲沢市に「中日本流通センター」を開設、今月20日に稼働すると発表した。国内の物流拠点としては東日本(横浜市)、西日本(兵庫県三田市)に次いで3カ所目。


「中日本流通センター」の外観(ミスミグループ本社提供)

新センターは三井不動産の物流施設「MFLP稲沢」に開設し、庫内規模は約3万3000平方メートル。従来は既存拠点から出荷していた中部エリアで新たに物流拠点を構え、主力のFA製造装置や金型用精密部品などの「確実短納期」出荷をより確実にできる体制を整備、物流サービスのレベルアップを図る。BCP(事業継続計画)対応も強化する方針。

ミスミグループ本社は新センターに関し「MTO(受注製作品)の商品、在庫商品の双方において納期や納品形態など顧客のさまざまな要望に対応する新たな物流モデルを構築する。今後はこの新たな物流モデルをグローバルに展開し、顧客の利便性向上を追及していく」と話している。

(藤原秀行)

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