日野自動車と大林組、ダム建設現場で自動の建機とダンプ組み合わせた作業省人化の実証実験

日野自動車と大林組、ダム建設現場で自動の建機とダンプ組み合わせた作業省人化の実証実験

マネジメントシステムも活用、外部指示で自動経路生成可能に

日野自動車と大林組は2月27日、新丸山ダム(岐阜県八百津町、御嵩町)の建設現場で、自動自律建機と「レベル4」相当(限定領域内の無人走行)の自動運転ダンプを組み合わせて作業の省人化を図る実証実験を2023年12月までの4カ月間実施したと発表した。

両社が建設現場を使い実証実験を行うのは2020年11月に続いて2回目。

今回は自動自律建機と自動運転ダンプ、有人運転の建機とダンプの双方を、大林組が開発を進めている建機フリートマネジメントシステムで管制し、掘削積み込みから運搬、敷き均し、転圧までの盛土工事を、計画から品質管理まで全自動化し、実現検証した。


自動運転ダンプトラックの外観


 
投入した自動運転ダンプはベース車両の大型トラック「日野プロフィア」に自動運転技術を搭載。日々刻々と変化する施工現場内の不整地で前後進、自動ダンプアップ/ダウンといったオペレーションを実行する。

車両の自己位置把握や走行安全機能はこれまでの実証実験から大幅なレベルアップを図るとともに、外部指示に基づく自動経路生成や他車両との相対位置把握、高精度な正着制御を新技術として取り入れている。今回の実証では安全を最優先し、想定外の事象に備えてシステム監視者が乗車した。


荷積みエリア


荷降ろしエリア

両社は今回の実証の成果を基に、実用化に向けた検討を継続するとともに、今後は自動運転トラック複数台が連携する無人化施工の実装を目指す。

(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用

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