3PLに特化
トナミホールディングス（HD）は3月3日、傘下のトナミ運輸が3PL事業と貨物自動車運送事業をさらに成長させるため、千葉県野田市で物流拠点「野田流通センター」を新設すると発表した。営業開始は4月1日の予定。
地上4階建て、延床面積は2万7840㎡。3PLに特化したセンターとして運営する。
現行の第23次中期経営計画の重点戦略「収益成長事業への積極投資」「事業・業容の拡大」の一環として、野田流通センターでロジスティクス事業における関東地区の物流機能拡充・強化を図るとともに、物流サービスの品質向上を目指す。
新拠点は2～4階に空調設備を完備し、庫内労働環境の向上に加え、保管商品への温度負荷軽減にも配慮している。
常磐自動車道の柏ICから約6km。特積み事業所のトナミ運輸野田支店（野田市）から約1kmと近接していることもあり、関東圏への広域配送や全国配送にも対応できるとみている。
センターの外観（プレスリリースより引用）
施設概要
名称：野田流通センター
所在地：千葉県野田市木野崎字下鹿野1700
敷地面積：14,580㎡（4,411坪）
延床面積：27,840㎡（8,424坪）
建物構造：鉄筋コンクリート造 4階建（一部鉄骨造）
2~4階空調完備、自家発電設備設置
貸主：三菱UFJ信託銀行株式会社
事業開始：2025年4月1日
（藤原秀行）
