西濃が岡山2拠点を新築移転、3.6万㎡の拠点に統合へ

西濃が岡山2拠点を新築移転、3.6万㎡の拠点に統合へ

26年10月末竣工予定、トラックターミナルと物流倉庫併せ持つ「ロジ・トランス」機能発揮

西濃運輸は4月8日、特積み事業の効率化とロジスティクス事業の成長を目指し、岡山県内の岡山支店(岡山市)と倉敷営業所(倉敷市)の2拠点を統合、新築移転すると発表した。

新拠点は岡山市内に位置し、竣工は2026年10月末の予定。

 
 


竣工イメージ(プレスリリースより引用)

 所在地 :岡山市北区大内田字永坂1052番1
 敷地面積:60,390.76㎡
 延床面積:36,096.92㎡
 構造  :RC造+S造 4階建て
 施設機能:1階 両面ターミナルバース(155.7m×40.0m/トラック77台接岸可能)
      2階 倉庫用バース(132.0m/トラック34台接岸可能)
      洗車場、給油所、点検整備場などを併設

新施設は山陽自動車道の早島ICから約3.3㎞に位置する新たに取得した用地に建設。セイノーグループの物流ネットワークにおける重要拠点としての役割を担う計画。

物流総合効率化法(4月1日から流通業務総合効率化法に名称変更)に基づき、2拠点を統合した上で、グループのセイノースーパーエクスプレスも入居し、輸送面の連携を強化する。

輸送網を集約することで拠点間の横持ち輸送を解消するとともに、CO2排出削減も図る。

新施設は1階にトラックターミナル、2~4階に総面積1万7875㎡の物流倉庫をそれぞれ備える。トラックターミナルと物流倉庫を併せ持つ「ロジ・トランス」機能を活用し、輸送効率の向上を目指す。

 
 

(藤原秀行)

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