1次公募は7月24日から申請受け付け
国土交通省は7月3日、トラック輸送の省エネ化推進に向けて車両動態管理システムの導入補助を開始すると発表した。経済産業省資源エネルギー庁との連携事業「トラック輸送における省エネ化推進事業(車両動態管理システム等の導入支援による実証)」で、同24日から1次公募を受け付ける。
運輸部門におけるエネルギー消費量の約3割を占めるトラック輸送の省エネを図るに当たっては、トラック運送事業者と荷主企業が連携して物流全体の効率化を図ることが必要と指摘されている。今事業ではトラック運送事業者と荷主企業の連携を要件に、車両動態管理システムなどの導入費用 (設備費)の一部を補助し、同システムを活用した輸送の効率化を実証するのが目的。
事業の執行団体はパシフィックコンサルタンツ。申請受付期間は1次公募:7月24日~8月6日、2次公募:8月7~20日、3次公募:8月21日~9月3日まで。
(鳥羽俊一)