センコー、静岡・富士の新東名IC近隣に中継輸送施設を10月1日開設

同社2カ所目、トレーラー交換など可能

センコーは9月18日、静岡県富士市の新東名高速道路 新富士IC近くの拠点「新富士第2PDセンター」内に、中継輸送施設「TSUNAGU STATION 新富士」を10月1日付で開設すると発表した。

先行して9月18日にWEB予約システムの運営をスタート。会員登録の受付と、10月1日以降の利用予約の受付を開始した。

TSUNAGU　STATION　新富士　外観

トレーラー・トラック用駐車スペース（いずれもプレスリリースより引用）

今年2月にオープンした「TSUNAGU STATION 浜松」（静岡県浜松市）に続く、トラックの中継輸送のための施設で、主に北関東地域と中京圏の中継拠点としての活用を見込む。10月1日以降、トレーラー交換またはドライバーの乗り替わりができる駐車スペースを提供する。

26年以降は、貨物の積み替えによる中継輸送に対応するため、荷役作業の実施および貨物の一時預かりを開始するほか、「TSUNAGU STATION 新富士」に持ち込まれた貨物を、センコーが納品先へ配達するサービスを展開する。

配達可能エリアは静岡県・山梨県で、順次全国へ拡大していく予定。このサービスは専用WEBシステムから会員登録後、利用予約を済ませることで、センコーグループ以外の企業や物流事業者でも使える。

センコーは今年12月、広島県内で「TSUNAGU STATION 広島」の開設も計画している。

TSUNAGU STATION 新富士の概要

（藤原秀行）