子会社の株式過半を1000億超で取得準備、高付加価値商品の強化狙う
家電量販大手のノジマが、日立製作所グループで国内の家電事業を手掛ける日立グローバルライフソリューションズ(GLS)を買収する方針を固めたことが分かった。
GLS株式の過半数を取得、子会社化する準備を進めており、4月21日中にも発表するとみられる。
買収額は1000億円を超える公算が大きく、ノジマとしては過去最大の買収案件になる見通し。
ノジマは冷蔵庫、洗濯機など白物家電を得意とする日立GLSを傘下に収め、高付加価値商品の開発を加速、安売り競争とは一線を画し収益力を高めることを目指す。
国内の家電小売市場は少子化や競争激化の影響で伸び悩みが続く。日立はAI活用など成長が見込める領域に投資を集中させる姿勢を継続しており、これまでにも日立物流(現ロジスティード)などをグループ外に売却してきた。今回の日立GLS株式売却もその一環。ただ、売却後も一定数の株式は保有し続けるとみられる。
ノジマは4月21日、日本経済新聞朝刊の報道を受け、当社が発表したものではないと前置きした上で「本件に関しては現在検討中であり、本日開催の取締役会において本件を付議する予定」と説明、報道内容を認めるコメントを発表した。
(藤原秀行)











