着陸するだけで対応、無人運用を支援
ワイヤレス給電・充電の設備を手掛けるビー・アンド・プラス(埼玉県小川町)は4月23日、ドローン向け500Wワイヤレス充電システムの新モデルとして、12Sバッテリーに対応した製品の販売を開始したと発表した。
着陸するだけで自動的に充電を開始するワイヤレス給電方式を採用し、産業用ドローンの無人運用を後押しする。
軽量設計と位置ずれ10cmの許容性能を両立するとともに、電波法(高周波利用設備)申請に対応することで、現場導入のハードルを低減できるとみている。


ドローンを運用する際、従来は人手によるバッテリー交換や充電作業が必要で完全自動運用の障壁となっていた。そのため、新製品の販売にこぎ着けた。

ドローンには4S、6S、12Sといったバッテリー構成があり、機体サイズや用途に応じて使い分けられている。近年では、高出力化・高機能化に伴い、12Sバッテリーを採用するドローンが増加している。
12Sバッテリー(12セル)は公称電圧44.4V、満充電時には約50.4Vとなる高電圧仕様で、同じ出力をより低い電流で供給できるため、発熱やエネルギー損失を抑えた効率的な電力供給が可能という。
特に、農業用途や物流用途などの大型ドローンでは、積載重量の増加や長時間運用への対応が求められるため、高電圧の12Sバッテリーが多く採用されている。今回の新製品は高出力ドローンの普及に対応するため、12Sバッテリーの充電を採用している。


(藤原秀行)※いずれもビー・アンド・プラス提供











