【現地取材・動画】T2が高速道トラック自動運転で無人と有人切り替える専用施設を公開

【現地取材・動画】T2が高速道トラック自動運転で無人と有人切り替える専用施設を公開

神奈川・綾瀬と神戸に新設、27年度の「完全無人」開始へ準備

関東~関西間の高速道路区間で「レベル4」(特定条件下での完全無人)自動運転の幹線輸送サービス実現を目指しているT2は4月24日、一般道の有人運転と高速道の無人運転を切り替えるための専用拠点「トランスゲート」を神奈川県綾瀬市と神戸市に開設したと発表した。

発表に先立ち、T2はメディアに「トランスゲート綾瀬」を公開した。




(T2提供)

T2は2025年、まず「レベル2」(トラブルに備えてドライバーが同乗し、有事の際はすぐに運転を交代する)の自動運転トラックを活用し、関東~関西間で実施に荷物輸送を請け負う商用運行をスタート。現時点で11社が参加している。

次の段階として27年度にレベル4自動運転による幹線輸送を始めることを計画している。レベル4自動運転では有人運転と無人運転を切り替える際、ドライバーがトラックに乗り降りする拠点が必要なため、綾瀬市で今年4月に東名高速道路の綾瀬スマートIC近くに、神戸市で今年2月に山陽自動車道の神戸西IC近くにそれぞれトランスゲートを設けた。


トランスゲート綾瀬の敷地内の自動運転トラック駐車スペース。ICから約80mと至近


ドライバ―の待機場所も置いている

広さは「トランスゲート綾瀬」が約2000㎡、「トランスゲート神戸」が約1800㎡。トラックの受け入れは綾瀬が6台、神戸が7台までそれぞれ可能。ドライバーが待機するためのトレーラーハウスも置いている。ICからの距離は綾瀬が約80m、神戸が約400mと近接している。



T2は今年3月、国内で初めて、レベル2の自動運転で、綾瀬スマートIC~神戸西IC間の高速道約500kmの本線上で、ドライバーが一度もハンドル操作をせず自動運転のままで完走した。今後はトランスゲートの間でも自動走行が可能になるよう、料金所の通過や、料金所とトランスゲートの間の一般道の自動走行もスムーズに行える技術の開発も進める。

(藤原秀行)

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