マンション建設の長谷工、物流倉庫に注力へ

マンション建設の長谷工、物流倉庫に注力へ

新中計で新分野拡大目標に

マンション建設大手の長谷工コーポレーションは2月28日、2020年度(21年3月期)から5年間を対象とする新たな中期経営計画「HASEKO Next Stage Plan~次なるステージへの成長を目指して~」を公表した。

この中で、得意とする分譲マンションの建設事業強化を目指すとともに、新築マンションの供給戸数が減少している傾向を踏まえ、新たな分野として賃貸マンションやホテル、オフィスビル、物流倉庫などの工事受注拡大を目指す方針を打ち出した。

最終年度の24年度(25年3月期)の連結経常利益1000億円、連結子会社経常利益300億円以上、20~24年度の経常利益総額5000億円以上との目標達成を目指す。

同社は18年完成した三菱商事都市開発の物流施設「MCUD座間」(神奈川県座間市)で初めて設計施工を手掛けた。


初めての倉庫案件となった「MCUD座間」(長谷工コーポレーション資料より引用)

(藤原秀行)

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