現場で誘導すれば記憶可能、1台198万円から
ロボット開発のスタートアップ企業Doog(茨城県つくば市)は10月26日、流現場など向けに展開している協働型運搬ロボット「THOUZER(サウザー)」の新製品「サウザーベーシック」を発売したと発表した。
記憶させた経路を自動走行する「メモリトレース機能」を新たに搭載。現場で動かしたいルート上をたどり、サウザーベーシックを操作して誘導すれば記録が可能で、ルート変更も容易なのが特徴。同社は特別な技術者や管理者も不要で、パソコンやタブレット端末から地図データを編集するなどの手間も掛からないため、現場への導入のハードルを大きく下げられると見込む。
価格は6カ月保証のタイプが198万円、5年間保証のタイプが242万円(いずれも税別、直販価格)。
「サウザーベーシック」(Doog提供)
(藤原秀行)