佐川急便とEC領域向けAI開発のLISUTOが資本・業務提携

佐川急便とEC領域向けAI開発のLISUTOが資本・業務提携

事業者向けソリューション強化へ

佐川急便は4月20日、EC領域向けのAI(人工知能)開発を手掛けるLISUTO(リスト、東京都港区六本木)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。EC事業者向けソリューションサービスの提供で協業する。

LISUTOはイスラエルに開発拠点を構え、高精度の自動処理や大量の情報を一度に分類・抽出・マッピング・多言語変換する独自開発の最先端AI技術と、商品カタロクや商品データの構造化に関する深い専門知識を組み合わせたEC特化型のAIシステム開発を行っている。

佐川はEC事業者のサポートを目的として、出荷支援や発送荷物のトレーサビリティー、決済サービスなどを提供する「スマートクラブ for business」や、自社サービス機能の一部を外部に開放するAPI連携を活用したサービス展開「スマートAPI」などを通じ、顧客の課題解決に結び付く各種サポートサービスに注力している。

両社の技術やノウハウを組み合わせ、モール型のインターネット通販出店者に対するサービス領域およびソリューションメニューを拡大し、EC事業者の事業支援を強化したい考え。

(ロジビズ・オンライン編集部)

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