警察庁、6月末施行目指す
警察庁は、超小型EV(電気自動車)など「ミニカー」に分類されている車両に関し、最大積載量を現行の30キログラムから3倍の90キログラムまで緩和する方針を決めた。
4月24日に道路交通法施行令の改正案を公表、国民からの意見募集(パブリックコメント)を開始した。警察庁は6月28日の施行を目指す。
同施行令では、普通自動車の中で総排気量が50cc以下か定格出力が0・6キロワット以下のものをミニカーと定義している。コンビニの商品配送などに使われる超小型EVも該当する。
改正案は併せて、農作業用トラクターや田植え機、小型除雪車などの「小型特殊自動車」についても、最大積載量を現行の500キログラムから700キログラムに引き上げることを盛り込んだ。
(藤原秀行)