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日本生協連、オプティマインドの経路最適化ソリューション活用した実証実験で宅配時間15%削減に成功

日本生協連、オプティマインドの経路最適化ソリューション活用した実証実験で宅配時間15%削減に成功

業務効率化の成果公表、導入へ検証継続

日本生活協同組合連合会(日本生協連)は7月15日、2021年度の重点施策に位置付けている生協の横断的な取り組み「DX-CO・OPプロジェクト」と、コープ商品のエシカル消費対応商品、容器包材のプラスチック削減に関する進捗を公表した。

同プロジェクトは、日本生協連がコープ東北サンネット事業連合、コープデリ連合会、東海コープ事業連合と4者共同で推進。組合員の新しい生活様式実現を目指している。4月から同プロジェクトを推進するために策定した3つのコンセプトと具体的施策に関し、3つの連合会下で検証を進めている。

検証結果を踏まえ、成果が確認できた施策から順次、日本生協連を通じて全国の生協へ導入していく計画だ。

このうち、これまで現場管理者が手作業やシステムで行っていた宅配のコース設計を自動化する「配達コース最適化」について、愛知県のコープあいちが運営している「コープあいち三好センター」で5月から、オプティマインドが手掛けているAIを活用した経路効率化のソリューション「Loogia(ルージア)」による実証実験を展開。

より配送業務の生産性が高まるコース設計をした上で配達時間や走行距離を確認した結果、配達コースは3コース減らせたほか、総配達時間は15・0%(22時間34分)、総走行距離は9・7%(54キロメートル)削減できたという。日本生協連は「今回の結果を受け、効果や課題を精査し、今後も導入に向けて検証を続ける」と説明している。

他にも、専用ウェブサイトに掲載のレシピを見て、すぐに食材を注文できる「コープシェフ」を5月3日からみやぎ生協で本格的に運用し、5月末からはコープ東北サンネット事業連合の会員生協全体に拡大した。

エシカル消費対象商品の20年度供給高(売上高に相当)は前年度比16%増の2009億円、再生・植物由来プラスチックを使用した包材を採用している品目数は7月時点で286と1年間で1・5倍以上に拡大したことも報告した。

(藤原秀行)

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