プロロジス、神奈川県や座間市と災害時の復旧支援や防災に関する協定を締結

プロロジス、神奈川県や座間市と災害時の復旧支援や防災に関する協定を締結

物流施設2棟対象、物資や市民の避難車両受け入れなど柱

プロロジスは12月20日、神奈川県、同県座間市の両自治体と災害時の復旧・復興支援や防災に関する協定を締結したと発表した。

神奈川県とは12月8日付、座間市とは12月16日付でそれぞれ協定を結んだ。

協定の対象は、プロロジスが同市で開発した物流施設「プロロジスパーク座間1」と「プロロジスパーク座間2」。

神奈川県は「災害時における広域物資輸送拠点の開設等に関する協定」に基づき、災害発生時に国などから同県へ提供される緊急支援物資の受け入れ、保管、被災市町村への搬出などを行うための拠点として両施設の敷地の一部を提供する。

座間市は「災害時等における施設の提供協力に関する協定」にのっとり、座間市内で大規模な浸水や土砂災害などが想定される場合、座間市民が自ら避難する自家用車両を両施設で受け入れる。

プロロジスは既に京都府京田辺市、千葉市、兵庫県猪名川町、埼玉県川島町など同社の物流施設が立地する市町村と防災協定を締結済み。併せて、関西圏のプロロジスパークを対象に、広島を本拠とするコンビニチェーンのポプラと「災害時の物資供給に関する協定」を結んでいる。


協定を締結した神奈川県の黒岩祐治知事(右)とプロロジスの山田御酒社長(プロロジスプレスリリースより引用、神奈川県提供)


協定を結んだ座間市の佐藤弥斗市長(右)とプロロジスの山田社長(プロロジスプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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