CBREインベストメントマネジメント・ジャパン、滋賀・湖南で5.9万㎡のマルチテナント型物流施設開発へ

CBREインベストメントマネジメント・ジャパン、滋賀・湖南で5.9万㎡のマルチテナント型物流施設開発へ

25年2月竣工予定

米不動産運用大手CBRE インベストメントマネジメント・ジャパン(CBRE IM)は2月28日、滋賀県湖南市で物流施設開発用地を取得した。

敷地面積は2万7229平方メートル。地上4階建て、延べ床面積が5万8637平方メートルのマルチテナント型物流施設を建設する予定。着工は2023年11月、竣工は25年2月を見込む。既に複数の企業から引き合いが寄せられているという。

開発用地は名神高速道路の竜王ICから約8キロメートルに位置している24時間操業が可能な「湖南工業団地」の中に所在。主要幹線道路の国道1号と477号に近接し、広域配送拠点として活用が期待される立地。2023年度に全線開通する予定の新名神高速道路の甲南ICも利用できるエリア。大阪圏や名古屋圏の中継地点としても注目されている。

同施設は事業法人が長年所有していた土地を、CBRE IMの運用する投資ファンド「アジアバリューパートナーズVI」が組成したSPC(特定目的会社)を通じて取得、開発を進める。同ファンドはエクイティ規模が約2000億円に上る旗艦ファンドで、今後も物流施設への投資を継続する計画。2022年は約2800億円の投資を想定している。

■開発物件の概要
所在地:滋賀県湖南市大池町7番1
アクセス:名神高速道路「竜王 IC 」から約 8.3km、名神高速道路「 栗東湖南 IC 」から約 12.1km、JR草津線「三雲」駅から約 2.9km
用途:工業地域
敷地面積:2万7,229.9㎡
階数:4階建て(スロープにより2階への車両アクセス可能)
延べ床面積:5万8,637㎡(計画)
着工:2023年11月
竣工:2025年2月

(藤原秀行)

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